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下水道が大切なわけ

  • もしも下水道がなかったら:下水道が使えない!?そんなことが現実になったらどうなっちゃうのだろう?
  • 水の循環(じゅんかん):液体、固体、気体。水はカタチを変えながら地球をまわっている。下水道の大きな役割とは?

もしも下水道がなかったら

もしも水道が止まったら、ペットボトルもあるし、給水車が水を運んでくれます。
もしも電気が停電になったら、かいちゅう電灯やろうそくで明かりをともすことができます。
もしもガスが止まったら、まきで火を燃やしてお茶をわかすこともできます。

でも、もし下水道が使えなくなったら、わたしたちが暮らす街の機能は、ほぼ止まってしまいます。トイレも使えなくなるし、家や学校、ビルから出る汚れた水は流せなくなってしまいます。街には汚物があふれ、汚れた水を川や海に流すことになってしまいます。
つまり下水道は、他のものでは代わりのきかない24時間働き続ける大切なものなのです。


コラム

下水道が生まれた頃のお話

人が多く集まる大都市では、当然、排尿や排便も多くなります。産業革命期のヨーロッパでは人口が集中したパリやロンドンの街中にし尿があふれたことが原因で、コレラやペストが大発生しました。それを解消するために近代的な下水道が整備され始めたのです。一方、日本では鎌倉時代からし尿を農業に利用していたため、都市にし尿があふれることはありませんでした。汚物とうまく付き合う社会、街づくりを行っていたのです。
しかし、東京でも明治15年にコレラが大流行。これをきっかけに、明治17年に日本初の近代式下水道として、レンガ造りの神田下水が整備されました。皮肉なことに伝染病が、私たちの暮らしの都市化を促すきっかけとなったのです。

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